上田地域の公共施設を会場に、市民の生きがいを高めることを目的として開設された上田自由塾。
毎年度開講する講座は更新されています。市民が主導の生涯学習です。講師や塾生の募集広報と講座の会場は行政に協力・提供していただき、運営は民間により行われています。
市民が学びたいという意欲のある限り、学べる場を自分たちでつくろうと設立された。市民が教え教えられ、共に学び合う生涯学習の場として平成17年4月に誕生した上田自由塾は、行政改革のおりでもあり、行政になるべく負担をかけない新しい学習のシステムを考えた。
上田市では生涯学習を進めるうえで、市民にお願いして進めるものと教育委員会が直に進めるものと2通りの取り組みの協働を推進しているので、自由塾の設立は歓迎されるべきものと考える。
1.講師を公募とし、教えることの楽しさ、大変さが分かることも、生き甲斐ではないかと考え、学歴、職歴、年齢等一切制約はなく、ただし、政治的、宗教的、営利的と思われるものは除くこととする。
2.塾生の募集は、受講生募集カタログにより応募する。全ての市民を受け入れて世代間交流を図ることを目的とし、1. 2.の募集に当たり、年齢・地域制限を設けない。
3.上田自由塾の生涯学習はあくまでも手段であって、目的は学習をとおして、市民の生きがい、健全なまちづくり、人づくりに貢献することである。
4.講師の資格にもテーマにも何の制限はなく、ただ受講生10名以上の支持があることが講師の唯一の要件であり、講師の評価は、受益者、塾生が行います。
5.講師報酬については、基本的に有償ボランティアである。
6.講座は、月1回ないし2回1年間継続する。1年毎に終了する。
7.会場は、予想以上の講座数、塾生数になり、また継続講座も多く存在し、確保に大変である。公共施設以外に自治会館、半公共施設等を確保している。
長年、仕事や趣味を通じて、培ってきた技術や体験、ノウハウ等を持ち、学びたい、教わりたいという人々に、講座を開設することによって、教えることの楽しさが自覚できます。また、教えることが大変なこともよくわかります。それもまた新しい交流と共にひとつの生きがいではないでしょうか。
先生になるのに資格やテーマ、年齢制限などありません。年間計画を立て効率よく運営し、月1回から2回の講座で一年をもって終了します。報酬は、ボランティアに等しい額。会場は市の施設などを使用します。(施設使用料は原則無料)
先生としての評価はだれがするのか、行政や経歴でなく塾生が決めます。先生は決意と使命感を持って毎回講座の塾生に最高の満足感を与えなければなりません。塾生の募集は市の「広報うえだ」などを通じて行います。募集定員は1講座10名以上(初年度、2年目は6名)が必要です。
学習を通じての新しい出会いと、生きがいを高めることは、きっと新しい生涯学習のお手本となるでしょう。新しい自分をみつけてみませんか。
学びたいという意欲は若い人はもちろん、いくつになってもだれもが持ち続けています。若いときにできなかった勉強をしたい、家庭料理のレパートリーを増やしたい、健康を維持したい、趣味が同じ仲間と新しい交流がしたい。そんな気持ちを、少なからず皆さんお持ちのはずです。
今からでも遅くはありません。興味や関心のあること、健康な体を維持したい、音楽も習いたい、あれもやりたい、これもやりたいを実現しましょう。
講師の先生が自分なりの講座を開きます。やりたいこととピッタリ合えば、それがチャンスです。
1コマ1回ワンコイン(500円)、2コマ1回(1,000円)と受講料も高額ではありません。(※)
若年の講師に、高齢の塾生。高齢の先生に、子育て中の塾生と子ども。世代間交流が普通に行われます。物作りの技術を習得した家庭の主婦。月1回の講座に備えて健康に留意し、楽しみにしている高齢者。自らの意志で自信を持って自分の生き方を主張している健康な高齢者。みんな輝いています。
上田自由塾は、生涯学習という手段で高齢社会への対応と、まちづくりを推進します。
(※)講座によっては、材料費、用具費、資料代がかかる場合があります。
市長挨拶・新講師・塾生の発表 10年継続の講師・塾生の表彰
講師は「教えるとは」どうあるべきか、自由塾の理念を実現させるために等の研修会
塾生の立場からの講座への願い、自由塾への願いを語る会
夏休みを利用して幼保、小、中学生を対象にした多彩な講座を開催
今日的課題をテーマに講師と市民が学ぶ講座を開催
幼保、小、中学生を対象にした多彩な講座を開催
講師・塾生が共に学んだ成果の展示とミニコンサート。自由塾のPR
2月発行の広報「うえだ」に告知し、受講生募集カタログを公民館などの公共施設に設置
講師・塾生が共に学んだ成果を発表
上田市教育委員会教育長挨拶・講師・塾生代表の発表
講座の発表